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サトウ ラナ
SATO Rana
佐藤 らな 所属 立命館アジア太平洋大学 言語教育センター 職種 助教 |
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| 研究期間 | 2021/04/28~2023/03/31 |
| 研究課題 | 名詞と形容動詞の連続性ー認知言語学の観点からー |
| 研究区分 | |
| 研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
| 研究種目名 | 特別研究員奨励費 |
| 研究機関 | 東京大学 |
| 課題番号 | 21J13661 |
| 研究者・共同研究者 | 佐藤 らな |
| 概要 | 本研究の目的は「名詞と形容動詞の連続」の分析を通して〈もの〉としてみることと<属性>としてみることの本質を捉えることにある。日本語の名詞と形容動詞の連続性の問題は、品詞論にとって大きな問題をはらんでおり、日本語を研究対象とする言語学者だけでなく、名詞、そして形容詞の存在を考える上で注目されるテーマである。また、名詞の程度性についての分析から、哲学と認知言語学をつなぐ議論に発展し、その親和性を提示することのインパクトは大きく、言語研究の理論的発展に寄与するものである。 今年度前半では、〈属性〉とは何かを明らかにする一歩として、百科事典的知識における〈属性〉の位置づけに焦点を当てた。東京大学言語学論集において、〈属性〉に関する知識は〈もの〉に関する知識と同様に、言語の使用に基づき豊富な情報を有するが、〈もの〉と〈属性〉は自立的か非自立的かという点で異なり、その知識の積み重なり方が異なることを主張した。同論文では、百科事典的知識、品詞に関する先行研究を整理している。また、紀要論文で、これまで分類が難しかった「お/ご+名詞」について使用基盤モデルの有用性を示した。ここでの分析は、今後〈もの〉と〈属性〉ないし品詞分類においても有用であると考えている。今年度後半では、言語表現を通して、人間の知識、現実世界への認識の一側面が観察できることを提示した。本研究は「本質を捉える」という目的の通り、理論の基礎を見直すことが射程に含まれている。日本英語学会のワークショップ「認知文法の基礎研究」を企画し、認知文法の根底にある哲学、道具立ての検討などについて議論する場を設けた。同ワークショップでは名詞が属性を表していると考えられる表現について記述し、また、それにかかわる知識について考察した。 |
| PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21J13661 |