キッカワ タクロウ   KIKKAWA Takuro
  吉川 卓郎
   所属   立命館アジア太平洋大学  アジア太平洋学部
   職種   教授
研究期間 2019/04~2022/03
研究課題 現代中東における政治と宗教―「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に
実施形態 個人研究
研究区分 科学研究費助成事業
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(B)
科研費研究課題番号 19H04370
キーワード 思想研究, 社会運動研究, 現代中東政治, 地域研究, イスラーム主義
代表分担区分 研究分担者
代表者 横田 貴之
概要 本研究は、「アラブの春」以降の中東地域におけるムスリム同胞団の実態を解明し、「アラブの春」を経た当該地域における「政治と宗教の関係」を分析することを目的とする。本研究では、現地調査・一次資料解析に立脚して同胞団に関する実証的研究・理論的考察を行ってきた研究者と、関連分野の研究者が結集した。エジプト・シリア・ヨルダン・クウェート・カタルの同胞団を対象とする研究を起点に、「アラブの春」以降の各国・域内における同胞団の実態、そして政治と宗教の関係の変容を解明する。それによって、過去5年間の停滞で生じた同胞団研究の空白を克服し、先駆的な同胞団研究、イスラーム主義研究、中東政治研究の始動を目指す。