ヨネヤマ ヒロシ   YONEYAMA HIROSHI
  米山 裕
   所属   立命館アジア太平洋大学  アジア太平洋学部
   職種   教授
研究期間 2000~2002
研究課題 欧米史上におけるマイノリティとその迫害・差別・救済の比較史的研究
実施形態 個人研究
研究区分 科学研究費助成事業
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B)
科研費研究課題番号 12410102
連携研究者 大戸千之,中谷猛,米山裕,今関恒夫,松原広志,高橋秀寿,望田幸男,中井義明,小田内隆,佐藤卓己,大戸千之,米山裕
概要 今日の社会史研究がたんに新しい事実の発掘ばかりではなく、歴史への眼差し自体における刷新であることはいうまでもない。マイノリティ問題はその典型例といえよう。とくに、この問題がどの地域、時代にも偏在している事実は、比較史的研究への新しい展望を開く可能性をもつ。今回の共同研究の最終的なねらいはこの点にあったが、作業の過程で多くの認識、発見があったにもかかわらず、なお体系的な比較考察にはいたらず、そのための基礎作業にとどまった。しかし、分担研究者による個別テーマのリサーチはこの問題の多様なありようを明らかにし、同時に、いくつかの重要な共通認識を示している。(1)マイノリティは、その時々のマジョリティとの関係において多様なあり方を示す。報告書の各論文は、古代ギリシアのポリス、中世のキリスト教社会、都市コムーネ、大学、ギリシア正教会、プロテスタント諸教会、国民国家、現代の大衆社会など、多様なコンテクスト
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/p/12410102