ツツイ クミコ
TSUTSUI Kumiko
筒井 久美子 所属 立命館アジア太平洋大学 教育開発・学修支援センター 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/04/01 |
形態種別 | 論文(学術誌・プロフェショナル誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | ハイブリッド(ハイフレックス)型授業を通じた多文化間共修の実践~立命館アジア太平洋大学初年次科目を事例として~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | リメディアル教育研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 16,103-114頁 |
概要 | 本稿は,立命館アジア太平洋大学(APU)で開講する初年次向け多文化間共修科目について,対面とオンラインを併用した同時双方向型ハイブリッド型授業(ハイフレックス型)の授業実践例を報告し,その教育実践の成果と課題を明らかにする。当該科目は,文化的・言語的背景が異なる学生が混ざってプロジェクトを実施するPBL (Project Based Learning)型授業であり,学部生のティーチングアシスタントを活用したユニークな授業である。全受講生対象の授業評価アンケートの分析結果から,2019年度の対面型と比べて,2020年度のハイブリッド型授業はすべての項目の評価が上がった。とりわけ「学生の学び」「アクティブラーニング」「教員の姿勢・関わり,授業設計」が該当する。これらの結果を踏まえて,ハイブリッド型による多文化間共修授業を活かすために重要な「教育的仕掛け」を考察する。 |