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ヒロマツ ヤマト
HIROMATSU Yamato
廣松 大和 所属 立命館アジア太平洋大学 言語教育センター 職種 嘱託講師 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2021/06 |
| 形態種別 | 書評・投稿記事 |
| 招待論文 | 招待あり |
| 標題 | 英語プレゼンテーションとICT活用 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | English Journal 高校版 2021 vol.4 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 開隆堂出版社 |
| 概要 | 本稿は、大学進学後に英語で学術活動を遂行できる能力の基盤形成を目的とした高校英語教育の一環として、高校3年次における英語プレゼンテーション指導とICT活用の実践を報告するものである。まず、3年次の学習は①卒業研究(リサーチおよびアカデミック・ライティング)と②その成果を発表するスピーチスキルの習得の二本柱で構成され、特に後者に焦点が当てられる。コミュニケーション英語IIIでは、最終的に7分間・7〜10枚のスライドによる質疑応答付きプレゼンテーションを到達目標とし、①短時間・単一スライドによる基礎的発表、②複数スライドと基本的引用を伴う発表、③PowerPointを用いたアカデミック・プレゼンテーション、という三段階のスモールステップを通じて段階的に技能を育成する設計となっている。トピック選定は教科書内容と連動させ、リハーサルと振り返りを組み込むことで形成的評価を機能させている点が特徴である。ICT活用においては、1人1台端末環境のもと、MetaMoJi ClassRoomによるスライド作成・共有・指導の効率化と、YouTube上の学術プレゼンテーション動画(例:Three Minute Thesis)を用いたインプット強化を組み合わせ、学習者が内容に集中できる環境を整備している。また、後半ではPowerPointの実践的運用や視認性・情報設計に関する指導も行われる。最後に、今後は多様なプレゼンテーションツールや動画・ウェブ素材の活用、さらには機械翻訳技術の進展を踏まえつつ、「英語で発表する意義」を再検討しながら教育内容を更新していく必要性が指摘される。
(章立て)第1章 高校3年次の英語学習の全体像/第2章 コミュニケーション英語IIIの授業実践/第3章 ICT活用事例/第4章 英語プレゼンテーションとICT活用の今後 |