カッティング ミキ
CUTTING Miki
カッティング 美紀 所属 立命館アジア太平洋大学 教育開発・学修支援センター 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 論文(学術誌・プロフェショナル誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 短期留学プログラムにおける『意義のある学習』の実践 : 留学におけるアウトカムの体系化と学生志向の教育デザインへの挑戦」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 異文化間教育 |
巻・号・頁 | -(41),111-126頁 |
概要 | Vande Bergら(2012) は、留学プログラムを成功させるためには、学習成果、つまりラーニングアウトカムを特定し、学生がそれを達成できるようにプログラムをデザインするべきであると指摘している。しかし留学のアウトカムは多面的であり、まだ系統立てて整理されていない。本稿ではそのような課題に取り組むため、Fink(2013)の“Significant Learning”「意義のある学習」の理論に基づき、本学の短期留学プログラムにおける学びの体系化を試みた。また本プログラムにおける「意義のある学習」を生み出すFinkのコースデザインの実践例を紹介し、さらにFinkのコースデザインを再構築した学生志向の教育デザインを提案する。アウトカムの体系化にあたっては、2ヶ月のプログラム期間中に学生が学びの振り返りを綴ったeポートフォリオから抽出された、学生の認知した学びのデータを用いた。この結果、学生の学びは、「意義のある学習」の分類において、「人間の特性」「関心を向ける」「学び方を学ぶ」の領域に分類された。 |
DOI | https://doi.org/10.34347/iesj.41.0_111 |
ISSN | 0914-6970 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/iesj/41/0/41_111/_article/-char/ja/ |