タテヤマ ヒロクニ
TATEYAMA Hirokuni
立山 博邦 所属 立命館アジア太平洋大学 教育開発・学修支援センター 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「With コロナ」時代における初年次セミナーのあり方:立命館アジア太平洋大学における実践の結果を踏まえて |
執筆形態 | 第一著書 |
掲載誌名 | 立命館高等教育研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 立命館大学教育開発推進機構 |
巻・号・頁 | 21,179-195頁 |
総ページ数 | 17 |
著者・共著者 | カッティング美紀・筒井久美子 |
概要 | 本稿では、2020 年度前期にコロナ禍で急遽、対面に代えて同時双方向型(同期型)のオンライン授業として実施された立命館アジア太平洋大学の初年次セミナー「スタディスキル・アカデミックライティング(SSAW)」の実践とその結果を報告する。SSAW は、大学で学ぶための技能の習得、大学で学ぶための態度の形成、大学への社会的統合を目的とし、授業方法においては学部生TA の活用と協調学習を特徴としている。これらの目的・授業方法はオンライン授業にそのまま引き継がれた。受講生およびTA 対象のアンケートの結果、オンラインによるSSAW は、学習技能の習得には有効であったが、学習態度の形成と大学への社会的統合という点では比較的に有効性が低かったこと、また、その理由として、オンライン授業であるがゆえに学部生TA の活用と協調学習の多様な効果が限定的にしか表れなかったことが明らかになった。これを踏まえ、今後のSSAW のあり方を
検討する。 |
DOI | 10.34382/00014611 |