ハナムラ ヒロシ   HANAMURA Hiroshi
  花村 博司
   所属   立命館アジア太平洋大学  言語教育センター
   職種   嘱託講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/03/31
形態種別 大学・研究所紀要
査読 査読あり
標題 日本語の雑談会話における話題転換研究の方法―話題転換はどこで行われ、どう分類されるか―
執筆形態 単著
掲載誌名 言語文化学研究(言語情報編)
巻・号・頁 (9),71-99頁
概要 日本語の会話における話題転換研究にあたって,話題転換箇所の認定,および話題転換の型の分類についての方法論を述べた。
 まず,ひとつひとつの発話がどう関連していくかという,「話題のつながり」の観点から,文章論における連接関係の類型を参考に,展開,反対,累加,同格,補足といった型でつながらない発話を話題転換箇所と認定した。
 さらに,その話題転換を,新規話題を提出する「新出型」,既出話題を再開する「再開型」,直前の話題についての説明を一時的に挿入する「挿入型」に3分類した。以下は「挿入型話題転換」の例である。
  1:異性としゃべるだけで緊張してる高校生って,ほんと,ピュア。
  2:いや,でも,この前ねー,あのー,受験説明会,聞きに行ったんだけど。
  3:1年間のスライドショー見て,“うーわ,高校生に戻りたい”って思った。
  4:“あのころのピュアな感じのときに戻れたらな”って。
 ここでは,1の「高校生はピュアだ」という話題を,4の発話によって継続させるための説明として,2と3が挿入されていると考えることができる。
ISSN 1880-5922