ナカタ ユキヒコ   NAKATA Yukihiko
  中田 行彦
   所属   立命館アジア太平洋大学  国際経営学部
   職種   客員教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/09
形態種別 論文(その他)
査読 査読あり
標題 (博士論文)「産業アーキテクチャから見た組織間知識創造の研究
-液晶・半導体・太陽電池・自動車産業の事例からの競争戦略の分析-」
執筆形態 単著
掲載誌名 立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科 博士論文
巻・号・頁 1-161頁
概要 本研究主題は、日本が適している言われるインテグラル型産業アーキテクチャにおける「組織間知識創造プロセス」を解明することにある。
このため、ビジネス・アーキテクチャと知識創造の概念を統合させ、液晶、半導体、太陽電池、自動車の産業を分析した。
まず、産業アーキテチャは、液晶産業の事例から組織間相互依存が大きいほどインテグラル型の程度が高く、半導体産業の事例から組織間相互依存が小さいほどモジュラー型の程度が高いことを定量的に検証した。
次に、産業クラスターに「地場企業比率」という新しい評価指標を導入し、モジュラー型であるほど地場企業の比率が高く、インテグラル型であるほど進出企業比率が高いことを見出した。このインテグラル型産業アーキテクチャにおいて、組織間相互依存は工場の企画段階から生産になるに従い削減されることを見出した。同時に、組織間で知識創造が行われ、競争力のある製品・知的財産が創造されていることを見出した。
このことから、「インテグラル産業アーキテクチャにおいて、組織間相互依存の削減と共に知識創造が行われる」という、「組織間知識創造のプロセス」に関する新しい知見を得た。このプロセスを「知識相互創造」と名付けた。
これらの分析の結果を踏まえ実務的インプリケーションとして、競争力をもつ製造業に適するグローバル・ナレッジ経営として、「インテグラル・コアナレッジ経営」を提案した。