■ 学歴
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■ メッセージ
< 学部生へのメッセージ > 私たちが日々の暮らしで感じることと、学びを通して問う姿勢を、結びつけてみてください。
< 大学院生へのメッセージ > 研究を通して、きっと自分そして他人のことをよりよく知ることにつながるでしょう。
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■ 研究内容
私は「国際法」を専門にしており、研究では「水」に関わるルールや制度を対象としています。水によって引き起こされるかもしれない国同士の、あるいは人々の間の対立を予防したり、発生してしまった紛争を解決したりするために、国際法が一つのツールになるのではないかと感じています。例えば、国連によれば世界で未だに8.4億人が安全な飲用水にアクセスできていないのですが、近年、安全な飲用水に対する人権が存在し、国が国際法上の義務を個人に対して負っていることが確認されました。他にも、国際河川を管理する条約や、湿地の保護などを目的とした環境条約などに加え、水インフラへの投資や水貿易に規律を及ぼす国際経済法も関わっています。このように色々な分野で発展している水に関わる国際法ですが、では、水の視点からその全体像を見たときに、互いに整合し、課題を解決するのに有効だと言えるでしょうか?それとも、実はバラバラに発展した結果、重複やギャップがあるのでしょうか?さらに、こうした問いは、国際社会の制度化をどのように国際法学によって理解するか、という理論的な問題にも示唆を与えてくれると考えています。
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■ 現在の専門分野
国際法学, 新領域法学 (キーワード:国際法、国際水法、国際人権法、グローバルガバナンスと法)
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■ 著書・論文歴
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■ 所属学会
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■ 学会発表
1.
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2022/09/09
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Is International Law Water-Wise?('The Natural' in International Law)
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2.
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2022/09/01
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In/ex-clusiveness of Human Rights Claims in Investment Arbitration(The European Society of International Law (EJIL) Interest Group Workshop)
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3.
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2020/11/14
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Rules on Goal-based Governance: Governing the Implementation of the Sustainable Development Goals(18th Asia Pacific Conference)
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4.
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2019/09/04
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「水のグローバルガバナンス」の行政法的分析――水に対する人権の実現過程に着目して(国際法学会 122年次研究大会)
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5.
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2019/06/09
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「水と国際法」に関する近年の研究の展開(第23回 環境法政策学会)
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6.
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2018/09/19
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Normative Interactions between SDG 6 and the Human Rights to Water and Sanitation(World Water Congress)
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7.
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2015/10/08
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In Quest of Legitimate Global Water Governance: Examining the World Bank and Investment Arbitration through the Lens of Global Administrative Law(The First International Conference on Redrafting Water Governance)
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5件表示
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全件表示(7件)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 教育上の能力
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■ ホームページ
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